院内検査機器一覧
血液凝固分析装置(COAG2V)販売元:和光純薬工業株式会社
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高齢化が進み、それに伴い手術が必要な場合も少なくありません。血液一般検査、生化学検査やレントゲン、心電図、超音波など少しでも安全に全身麻酔をかけるために必要な検査の中に、凝固系検査があります。手術は、メスで皮膚を切ることを避けることができません。しかし、生体に本来ある血液を止める力が不足していたとすると、命にかかわる場合があります。いままでは検査センターに出し、時間のかかる検査が院内で行えるようになりました。
全自動血球計数器(MEK-6420 セルタックα)販売元:NIHON KOHDEN
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血液の一般検査を行う機械です。少量の血液で動物の一般状態を調べることができます。当院の機械は、白血球の分画も見ることができ、より詳細な検査を即座に行えます。
臨床化学分析装置 スポットケム(D-Concept)販売元:アークレイ
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動物は話すことができないことから、血液をとって得られる情報は貴重なものです。また、その中で生化学検査は、腎臓や肝臓と言った内臓諸器官の状態を知ることができます。これらの検査が当院では10分前後ですぐに知ることができ、飼主様にお伝えすることができます。動物の健康状態を短時間で確認できることから迅速に、的を射た治療を行うことができます。
犬C-反応性蛋白濃度測定装置(Laser CRP-2)販売元:株式会社メディカルスペース
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血液中に含まれるC-反応性蛋白という物質の濃度を測定します。体に細菌感染や炎症性疾患が存在するかどうか?またそれらの回復度合を調べることができます。以前は検査センターでしか行うことができませんでしたが、院内で行うことができるようになりました。病気の初期でも異常を教えてくれるので、しゃべることができない動物の検査としてはとても役に立ちます。
肺内パーカッションベンチレーター 販売元:株式会社パオンメディカル
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これがあると、肺水腫や肺炎などの症状で命にかかわる危険な状態の時に、酸素を体に入れてあげることができて、救命率が高まる画期的な装置です。