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犬の副腎腫瘍③

イングリッシュコッカースパニエルの症例です(メス9歳避妊済み)。
多飲多尿と尿の色が薄くなったという稟告で当院に来院。腹部触診上、下腹部に疼痛があり、また痛みによる背弯姿勢を示していた。
血液検査上では特異的な異常値は認められなかったが、超音波検査上では左側副腎の腫大(短径14mm)と副腎実質における高エコー源性の結節性病変が認められたことから副腎腫瘍である可能性が高いと思われた。CT検査でも同様の所見が確認され、左側副腎腫瘍摘出手術を行った。
術後から半年以上継続しているが、健康状態は良好である(2016.07現在)。




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