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第16回日本臨床獣医学フォーラム年次大会2014

2013年9月 第16回日本臨床獣医学フォーラム年次大会2014@ホテルニューオータニ
講演テーマ「犬の糖尿病、高脂血症における病態管理と新しい食事療法」
講師 松波登記臣(松波動物病院メディカルセンター)

オープンセミナー
学会発表

学会発表
学会発表

一般社団法人日本臨床獣医学フォーラムが開催する年次大会にて、糖尿病をテーマとしたランチョンセミナーの講師を務めさせて頂きました。本大会には昨年に引き続き2回目の参加となりました。
今回は、後援企業でもありました株式会社インターベットが代理店をするデンマークの療法食メーカー「スペシフィック社」とご一緒させて頂きました。
講演テーマ「犬の糖尿病、高脂血症における病態管理と新しい食事療法」におきましても、スペシフィック社が新しく提供を開始した内分泌疾患専用の療法食「CED」のご紹介をさせて頂いております(発売前に当院にて「CED」の臨床治験を行いました)。
また本講演の座長は、日本獣医生命科学大学の左向先生が務めてくださいました。厚く御礼申し上げます。

本講演では、はじめに犬の糖尿病の概要と新しい分類について、学術論文を用いてご紹介させて頂きました。
従来まで犬の糖尿病は、1型糖尿病と2型糖尿病と分類されており、発症するその殆どが1型糖尿病に分類されるということが常識化してきました。しかしながら、近年におきましては、1型糖尿病に分類される犬の糖尿病はわずかであり、後発的に発症する2型糖尿病の割合のほうが多いと結論づけられてきました。
具体的に触れておきますと、猫の糖尿病と同様に、糖尿病の発症には基礎疾患が深く関係付けられているという点です。
特にそのなかでも、糖尿病と同じ内分泌疾患である副腎皮質機能亢進症(別名:クッシング症候群)や脂質代謝性疾患である高脂血症などが挙げられます。それら基礎疾患の病態(病気の進行状況)が二次的な糖尿病を発症させるという点で、深く関係してきているという紹介も、本講演でもさせて頂きました。
その他には、糖尿病と高脂血症の治療管理について、僭越ながら教授させて頂きました。
最後に、先述しましたスペシフィック社の新しい内分泌疾患専用の療法食「CED」の当院での臨床治験の結果についてもご紹介させて頂きました。

大きな学会での講師は初めての経験でしたので、非常に多くの学びを聴講してくださった先生方から経験させて頂きました。厚く御礼申し上げます。
またこのような機会がありましたら、是非参画させて頂きたいと思っております。

松波動物病院メディカルセンター 獣医師 松波登記臣