アメリカ研修レポート

アメリカ研修レポート

2014年1月27日~2月4日
アメリカロサンゼルス州のラグーナヒルズにてSo Cal Dog Training Academyを受講してきました。
今回の研修では、現地のドッグトレーナー、アレックス玉木さんのトレーニングクラスに参加させていただきました。

参加したプログラムは、以下の通りです。

アメリカ研修レポート

グループトレーニング

何頭かの犬とオーナーが一緒に歩くパックウォーク、パックウォークの応用であるパックピクニックに参加しました。一緒に歩くことを通して、コミュニケーションを図り、パック以外の犬に対する吠えや威嚇に対する対処について学びました。

アメリカ研修レポート

プライベートトレーニング

実際に自宅に伺い、その子に合ったトレーニングを行っていきます。研修期間中に5件のお宅を訪門しました。
ほとんどが家庭内での問題解決(吠え、咬み、言うことを聞かないなど)を目的としています。

AKC Canine Good Citizenテスト

アメリカケンネルクラブ公認のテストです。10項目からなるテストの内容を学び、合格して認定 されると、ドッグショー・アジシティーへの参加・セラピードッグ活動が可能になります。
玉木さんはセラピードッグの育成にも力を入れていました。

施設見学

動物病院2カ所、シェルター2カ所、ペットショップ3カ所、ドッグパーク2カ所、サンディエゴのデイケア施設

アメリカ研修レポート


トレーニングクラスを通して、社会化の重要性と、問題解決には犬とオーナーの関係作りと基本的なトレーニングが必要不可欠であることを学びました。今後病院でのトレーニングにも活かしていける部分だと思います。
シェルター見学では、殺処分をなくすことはアメリカでもひとつの目標になっていて、様々な活動をしていることを知りました。譲渡の際の条件は厳しく、リターンがないようなシステムになっていました。日本でも動物愛護の活動は盛んになっていますが、まだまだ持ち込まれる犬猫は多いのが現状です。国は違えど、参考になる部分がたくさんありました。また、動物病院では動物愛護活動に力を入れているドクターの話を聞くこともできました。

アメリカ研修レポート



今回の研修を通じて、自分がドッグトレーナーを目指した理由を再度見つめなおし、殺処分0という大きな目標のために、まずは自分の周りの犬と、その飼主様がしあわせに暮らしていけるよう、お手伝いしていくことが今の自分にできることだと確信しました。より犬への理解を深めるとともに、飼主様への伝え方や、よりたのしいトレーニングをご提案できるよう、日々勉強していきたいと思っております。

アメリカ研修レポート