十字靭帯損傷、断裂 リハビリテーションプロトコール
時期 | 内容 | 時間 | 回数 |
術後、覚醒前に | アイシング | 15分 | 術後 夜にも行う |
関節可動域運動 膝をゆっくり伸展、屈曲する |
10回 | ||
術後1~3日 | アイシング | 10分 | 1日2回 |
関節可動域運動(膝、股関節、足根関節) ゆっくり伸展、屈曲する 終わったら軽くアイシングを行う |
各関節10回 | ||
マッサージ(大腿部まわりを重点に行う) 首から背中、前腕(肩)、対側肢も行う 強めにさするように行う |
10分程度 | ||
運動は制限する(ケージレスト) | |||
4~21日(3週間) | 基本的には1~3日の内容を継続だが、運動前のアイシングをホットパックに変更 運動後はアイシング |
同様 | 1日2回 |
退院後は短い距離(3~5分程度)を引き綱でゆっくり歩かせる。 跳んだり、すべったりしないように要注意 |
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21日~ | 水中療法(水中トレッドミルまたは水泳)の開始 筋萎縮や関節可動域の減少がみられる場合は鍼治療(電気治療)も検討が必要。 |
退院後の通院
術後10日 | 抜糸、経過確認 | ||
14日 | 患部の確認、看肢の着地状況、筋肉量、関節可動域 ※次回の確認後に水中療法の開始を伝え、予約日を確定 |
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21日 | 14日同様再度確認 水中療法を週2回程度から開始していく |