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大腿骨頭切除(股関節脱臼、レッグペルテスの手術) リハビリテーションプロトコール

時期 内容 時間 回数
術後、覚醒前に アイシング 15分 術後
夜にも行う
関節可動域運動
股関節をゆっくり伸展、屈曲する
10回
術後1~3日 アイシング 10分 1日2回
関節可動域運動(股関節、膝、足根関節)
ゆっくり伸展、屈曲する
終わったら軽くアイシングを行う
各関節10回
マッサージ(大腿部まわりを重点に行う)
首から背中、前腕(肩)、対側肢も行う
強めにさするように行う
10分程度
運動は制限する(ケージレスト)
4~14日(2週間) 基本的には1~3日の内容を継続だが、運動前のアイシングをホットパックに変更
運動後はアイシング
同様 1日2回
サイクリング運動(横臥位、立位で行う) 10回ずつ
引っ込め反射刺激 10回
退院後は短い距離(3~5分程度)を引き綱でゆっくり歩かせる。
跳んだり、すべったりしないように要注意
14日~ ・通院でのリハビリテーション
水中療法(水中トレッドミルまたは水泳)の開始
筋萎縮や関節可動域の減少がみられる場合は鍼治療(電気治療)も検討が必要。
・自宅でのリハビリテーション
座る、立つの反復運動、リードを付けてゆっくりと階段や坂道歩行運動等

退院後の通院

術後10日 抜糸
患部の確認、看肢の着地状況、筋肉量、関節可動域
※次回の確認後に水中療法の開始を伝え、予約日を確定
14日 水中療法を週2回程度から開始していく