犬のリハビリってどんなことするの?②
みなさんこんにちは。
今回は前回の続きで「犬のリハビリテーション方法」についてです。
まずはハイドロセラピー(水中療法)です。
水中トレッドミル(水中歩行機)を使用してお湯の中を歩かせたり、泳がせたりします。
目的やメリットがとても多い方法です。
- 水の抵抗があるため強化運動に最適
- 治癒過程にある組織の負荷軽減
- 筋・腱・靭帯損傷のリスク軽減
- 陸上では運動ができない場合でも運動可能
- 楽に動くことが可能で、緩やかな動きが可能
適応症例は多く、代表的なものでいうと
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動画をご覧いただくと、わかりやすいかと思います。
みんなこんなに上手に歩けるの?と心配される場合が多いですが犬は賢いですね。
経験上90%以上の子たちは上手に歩いてくれます。
次にあげるのはバランス運動です。
人間でも使われるバランスボールやバランスボードを使用する方法もあります。
歩くため、立つために必要な筋力を鍛えることができます。
これは結構、恐がる子が多くって、おやつを使ったりして慣れさせます。
さすがにサーカスの玉乗りのようにはいかず、前足だけとか後ろ足だけとかを乗せたりして行うのが基本です。
まだまだ種類はありますが、計画に組み込むことが多いのは上記ですね。
「リハビリが適応だ」となった子には獣医師と私が相談をしながら、計画をたてています。
うちの子はどうなのかな?と思ったら、お気軽にご相談ください。
松波動物病院メディカルセンター
山下健太