『お家で健康管理!ホームドクターはあなたです!』
言葉を話せないペットにとって、飼い主様が気づいてあげることこそ病気の早期発見、早期治療が可能となります。
毎日してあげることは「観察」と「さわる」ことです。
ワンちゃん、ネコちゃんのかかりやすい病気を紹介します。
中高齢期に多い犬・猫の疾患
毎日一緒にいると、ちょっとした日々の行動の変化に、気づきにくく、「このコも、年をとったからしょうがないかなー・・・。」と、見過ごしていませんか。
ただの老化ではなく、深刻な病気かもしれません。早期に治療を開始すれば、治すことが出来る病気だったり、病気の進行を遅らせることができたりするかもしれません。
以下のような症状は、要注意です。病院で検診を受けてあげましょう。
- 水をよく飲む、おしっこの量が増えた・・・・・・腎不全、肝不全、子宮蓄膿症、糖尿病など
- 散歩に行きたがらなくなった・・・・・・・・・心不全、変形性脊椎症など
- 口臭がきつくなった・・・・・・・・・腎不全、歯周病、口の中の腫瘍など
- 何となく痩せてきた・・・・・・・腎不全、肝不全、悪性腫瘍、糖尿病など
- 触ってわかる「しこり」がある・・・・・・・・・腫瘍(悪性、良性)など
- 時々、咳が出る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・心不全など
高齢期は、ワンちゃん・ネコちゃんの「生活の質(QOL)」を高めることを考えてあげることが大切です。快適な余生の為に、できることを考えてあげましょう。